皆さんは腹部エコー検査は受けたことがあると思います。それと同じ原理で、心臓に超音波を当て、心臓の動き、形、筋肉の厚み、弁の状態を検査します。 検査時間は10〜15分で痛みは全くありません。
狭心症です。 狭心症とは、心臓の筋肉を養っている血管(冠動脈)が細くなっている病気です。
この冠動脈の詳細だけは観察できないのです。
心臓を検査する方法は、レントゲンと心電図があります。これらも、もちろん大切な検査ですが、心臓の動きを直接目で見ることはできません。 しかし、心臓エコー検査は皆さんの心臓を直接テレビ画面に写し出し、非常に細かいところまで観察できるのです。
心筋梗塞の診断はもちろんのこと、心臓の細かい部分のサイズ、弁の状態、さらに、心臓内部の血液のスピードや圧力まで観察します。
心電図、レントゲン検査に加え、この検査をくみあわせることによって、高血圧・不整脈をはじめとした心臓病の細やかな管理ができます。