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掃除機はダニを撒き散らしている
私たちは掃除機を使って掃除をすることに何の疑問も抱いていませんが、吸い取るだけでなく、空気を吐き出す機能があることを忘れていませんか。
見た目にきれいになっても、ダニ、カビなど細かいハウスダストは空中に巻き上げられ、吸われたものも再び吐き出されているものが多いと考えられ、
掃除機を使っている限り、ハウスダストはなくなりません。
家の中を清潔にする上で何より大切なのは実はふき掃除なのです。
かすかなホコリや汚れも雑巾にふき取り、水に洗い落とすことで着実に減っていきます。

しかし、せっかくの掃除も行き届かない場所があっては効果は半減します。
そこで、せめて寝室、できれば居間も、ふき掃除を中心に考え、余計なものは置かず、掃除のときには簡単に移動できるようなレイアウトを考えるべきです。



また冷暖房機のフィルターには想像以上にホコリ、カビがつくのが早いので、できるだけマメに変えるようにします。空気清浄器も最近は実効のあるタイプが増えているとはいえ、空気をかき乱す欠陥とフィルターの能力が低いものが多くいま一歩です。



ダニや、ほこりの除去
アトピーのみならず、アレルギー性鼻炎、
喘息の対策としても重要なポイントです。


 

  1. 甘い物、特に白砂糖はアレルギー体質を悪化させ、体を冷やすのでできるだけ控える。

  2. 果物も取りすぎたら体を冷やし水分代謝に悪影響をあたえ、アレルギー体質を悪化させやすい。
    特に南方の
    トロピカルフルーツは体を冷やしやすい

  3. 食生活、生活環境が欧米化してから、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患は激増した。従ってアレルギー体質の改善には日本人が昔から食べていた和食(穀物、野菜、海草、小魚などを主体に少食で)がよい。四つ足動物の肉、卵、牛乳は取り過ぎないように!

  4. 精製された食品よりも未精製の食品を摂取するよう心がける。



  5. 食品添加物(防腐剤、着色剤など)、農薬は直接的、間接的にアレルギー症状に悪影響を与えるので、できるだけ自然な物を食べるのがよい。


  6. 油の使用、乳製品をできるだけひかえた料理をつくる。
    (戦前に比べ十数倍の油脂、乳製品を最近は摂取している)


    以上すべてを実行することは現在の日本では困難かもしれません。以上の心掛けを全て実行しなければアレルギー病が治らないというものではありませんので、各家庭で可能な範囲で行っていただければよいと思います。
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